夜なかなか寝つけない、夜中に目が覚める、朝早く目が覚めるなどの症状が続き、不眠のため日中の眠気、注意力散漫、全身倦怠感などの様々な体調不良が起こる状態を指します。
不安障害やうつ病や統合失調症などの精神科的疾患でも、不眠が認められます。
不眠があると肥満になりやすくなり、高血圧や糖尿病などの生活習慣病や認知症にもなりやすくなります。
日本人の3人に1人が、このような不眠の症状で悩んでいるとされています。不眠症は、小児期や青年期にはまれですが、30歳代頃から始まり、40歳代の初老期以降から急激に増加します。
不眠症